原作漫画が2021年4月で完結することが発表された「進撃の巨人」。
ストーリーが最終回に向けて佳境を迎え、次々と主要キャラが劇的な最期を遂げている中、
作品の人気NO.1キャラであるリヴァイの生死に注目が集まっています。
そんなリヴァイの最新話での現状やセリフなどから、リヴァイの今後の動向を考察していきたいと思います。
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リヴァイの死亡フラグ
まずリヴァイは、ジークの決死の雷槍による自爆に巻き込まれて右手の指を3本欠損するなどの重傷を負いました。
エルディア国では人類最強の兵士と謳われ、マガトからは九つの巨人に匹敵する力を持つと称されます。
作中でチート級に強いリヴァイでしたが、ここで弱体化の設定がなされたということは、強いキャラを万全の状態で死なせてしまうと不自然です。
そのため「あえて怪我で弱体化させて、死ぬことが自然に見えるようにする」という死亡フラグとも考えられます。
第136話でさらなる死亡フラグが…
さらに第136話では、歴代の九つの巨人との戦闘中に、コニーを助けて片足を負傷してしまいます。
今や立体機動の扱いもままならない様子で、戦闘能力がほとんど無い状態です。
さらにリヴァイが、心理描写で初めて弱音を吐きながら、先に死んでいった仲間たちを思い出して感傷に浸っている描写も気になります。
(獣の巨人に特攻したエルヴィンの時と同じパターンです)
これはもう、完全に死亡フラグが立ちまくりの状態と見て間違いないでしょう。
「アルミン=団長」でのリヴァイの役割
この記事を書いている時点での状況を整理します。
104期らを率いていたマガトとハンジが戦死したことから、調査兵団新団長はアルミンになっています。
しかし、これは便宜的に行われている人事の意味が強く、現在の調査兵団の中での年長者はリヴァイです。
現在、エレンとの最終局面で命を賭して戦っている104期らにとって、実質的な上官であるリヴァイの存在は、精神的な支柱といっても過言ではないでしょう。
リヴァイの負傷=ミカサへの御膳立て?
これまでのリヴァイは、いってしまえばミカサの上位互換でした。
つまり、リヴァイとミカサが共闘するシーンでは、どうしてもリヴァイの方が目立ってしまいがちでした。
しかし、リヴァイが弱体化した今、ミカサがリヴァイに代わって、アッカーマン一族の驚異的な戦闘能力の役割を担っています。
リヴァイが弱体化したことは死亡フラグ以外にも、ミカサの戦闘面での存在を際立たせる役割もあったといえますね。
あとリヴァイは、今や黒幕となったエレンに対して、唯一高圧的にものを言えるキャラです。
この点も作品の結末に向けて見逃せない伏線になるかもしれません。
↓※では、進撃の巨人最終回でミカサはどうなるのか?伏線の回収され方予想についてはこちらをどうぞ。
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エルヴィンとの約束は果たせる?
今のリヴァイの存在意義は、なんといってもジークを討ち取るという、亡きエルヴィンとの約束です。
獣の巨人が爆撃する飛行船を迎撃するため、進撃の巨人の背骨の上に姿を現しました。
しかし、リヴァイがうなじをそぎ落としても中身は空で、そこにジークの姿はありませんでした。
肝心のジークは、アルミンが座標の世界で発見していました。
そのため、アルミンがなんらかの手段で、ジークを現実の世界に引きずり出すと思います。
リヴァイがジークを討ち取る状況はどう描かれる?
死亡フラグが立っているリヴァイがジークを討ち取るとしたら「自らの命を犠牲にした特攻」のかたちになる可能性が高いでしょう。
第136話現在、リヴァイはガビと2人でファルコの顎の巨人の背に乗って状況を見ながら待機しています。
顎の巨人の飛行による機動力がリヴァイの“足”となり、対巨人ライフルで武装したガビが“腕”となって、
満身創痍のリヴァイをファルコとガビがアシストする異色の3人による連携プレイで、ジークを討ち取るのではないでしょうか。
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