子供から大人までファンがたくさんいる「キティーちゃん」ですが、実はいろんな噂があるんです。
もちろん定説はないのですが、この記事ではファンの間でまことしやかにささやかれている都市伝説を紹介します。
- 口がないのはなぜ?
- 双子って本当?
- 猫じゃなくて別の生物?
などなど、気になるキャラクター制作裏話がたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。
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キティーちゃんの都市伝説①:口がない理由は?
普段あまり意識していない人も多いと思いますが、
キティーちゃんには「口」が描かれていません。
なぜ口がないのか?
↓そこには2つの理由がありました。
1.優しくて思いやりのあるキティーちゃんの性格を表している
キティーちゃんに口がない1つ目の理由は、あえて口を描かないことによって「優しさは言葉ではなく、態度で表そう」というキティーちゃんの優しい性格を表す表現であることです。
サンリオのホームページに公開されている「いちごの王様のメッセージ」によると、以下のようなことが書かれております。
みなさん、キティちゃんのお顔をよく見てみてください。
キティちゃんにはお口が描かれていませんね。
どうしてなんでしょう?目や耳やお鼻はあるのに、お口が描かれていない・・・それには理由があるのです。
やさしさや思いやりは口(言葉)で言うだけではなく、態度で示しましょう!というメッセージが込められているのです。
困っている人には、相手の気持ちになって自ら進んで手を差し伸べて助けてあげることが必要だと、キティちゃんは私たちにそっと教えてくれているのです。
優しい言葉をかけてくれるのも嬉しいですが、行動で示してくれると、より本当の優しさに感じられて嬉しいですね。
2.無表情だからこその癒し効果
もう一つの理由は「無表情だからこそ伝わる癒し」を表現しているというものです。
この点について、キティーちゃんの現在の担当デザイナーはこう語っております。
「口を描くことによって、キティは固まってしまう。口を描くことで、語りかけてくれなくなる。無表情だけど、何かを語りかけてくれる顔。それこそが、見ている人にとって癒やしになる。怒っているとか、笑っているとか、泣いているとか、キティは相手に感情を押しつけない。空気のようにそこで見ていてくれる。それがずっと一緒にいられる秘密なんじゃないかしら」
自信をなくしてしまった時に、アドバイスを押し付けず、気持ちに寄り添ってくれる人、
こういう人が身近にいれば心強いですね。
キティーちゃんのこうした性格を表すために、あえて「口を描かない」というデザインが選択がされているというわけです。
キティーちゃんの都市伝説②:実は双子の妹がいる
キティーちゃんには、実は双子の妹「ミミィちゃん」がいるのです。
↓見分け方は一目瞭然ですがこちら。
- キティちゃん:赤いリボン
- ミミィちゃん:黄色いリボン
決してキティーちゃんが着替えただけ!なわけではありません。
ママが見分けが付きやすいように違う色のリボンを付けるようになりました。
↓キティーちゃんとミミィちゃんのプロフィールを紹介しましょう。
【キティーちゃんのプロフィール】
- 名前:キティホワイト
- 誕生日:11月1日(さそり座)
- 血液型:A型
- 得意なコト:クッキー作り
- 将来の夢:ピアニストか詩人
- 好きな食べ物:ママの作ったアップルパイ
- コレクション:ちっちゃくてかわいいもの。リボン
- 好きなことば:友情
- 体重:リンゴ3コ分
- 身長:リンコ5個分
- いつも元気いっぱい。ちょっぴりおてんばで、明るくてキュート。みんなをHappyな気持ちにさせてくれる、とってもやさしい女のコです。
【ミミィのプロフィール】
- 名前:ミミィホワイト
- 誕生日:11月1日(さそり座)
- 得意なコト:ししゅう&パッチワーク
- 将来の夢:おヨメさん
- 好きな食べ物:おばあちゃんの作ったプディング
双子の妹であるミミィちゃんは、ちょっと内気で恥ずかしがりな性格です。
元気いっぱいなキティーちゃんとは対照的ですね。
ただ、優しくて思いやりがあるところはキティーちゃんと一緒です。
キティーちゃんのキャラクターとしての誕生年は1974年であり、その翌年の1975年にミミィちゃんが誕生しました。
ちなみに、お父さん、お母さんが世の中に紹介されたのも1975年です。
おじいちゃん、おばあちゃんは1979年にキャラクターとして誕生しました。
補足ですが、キティーちゃんとミミィちゃんの誕生日は11月1日。ワンワンワンで犬の日です。
キティーちゃんは猫なのに。ちょっと面白いですね。
キティーちゃんの都市伝説③:史上初のキティーちゃんグッズは「プチパース」
1975年、キティーちゃんの初めてのグッズが発売されました。
それはビニール製の「プチパース」です。
キティーちゃんも含めて6種類のキャラクターで発売されていましたが、キティーちゃんだけ圧倒的に売れていきました。
↓ちなみに、現在もハローキティのプチパースは人気商品で、最新の商品としてはこんなものがあります。
キティーちゃんの都市伝説④:商品販売時に名前がまだなく「名前のない白い子猫」と呼ばれていた
この時はまだ「キティーちゃん」という名前はなかったため、「名前のない白い子猫」などと呼ばれたそうです。
その後、『鏡の国のアリス』に登場する子猫にちなみ、「キティ」と名付けられました。
『鏡の国のアリス』に出てくるキティは黒猫であり、毛糸球を解いてしまったので、アリスに叱られてしまいます。
この後、アリスはキティに話しかけながら毛糸を巻き直しますが、空想の世界に入ってしまい、一向に進まないのでした。
キティーちゃんの都市伝説⑤:実は猫じゃない?
キティーちゃんには「飼い猫」がいます。
↓それがこちらの「チャーミーキティ」です。
「キティーちゃんも猫なのに何で猫を飼うの?」と疑問に思った方も少なくないと思います。
実は、キティーちゃんは猫ではないのです。
猫をモチーフにしているものの猫ではなく、擬人化されたキャラクターなんです。
サンリオの公式サイトでも「明るくて、優しい女の子」と表現されているキティーちゃんは、
洋服を着て、人間と同じ生活をしています。
ミッキーマウスなどと同じと考えると納得ですが、それでも自分と同じ顔の猫を飼うのはちょっと怖いものを感じますね。
初めてキティーちゃんがチャーミーキティをつれているのを見たときは、ちょっとびっくりとしたものです。
キティーちゃんの都市伝説⑥:ペコちゃんとのコラボがある
キティーちゃんといえば「仕事を選ばない」と言われるくらい、様々なコラボを展開していることで有名ですね。
↓ケーキ・洋菓子で有名な不二家の人気キャラクター「ペコちゃん」ともよくコラボしています。
↓また、ちょっと話題になったのがこちらの「口のあるキティーちゃん」
【不二家ペコちゃん×キティ ミルキー】ペコちゃんとキティが友情コラボ!ミルキーといちごミルキーの詰め合わせセット2種類が発売中!かわいいパッケージでホワイトデーのプレゼントにもピッタリ♡ http://t.co/RYAoiQcg1C pic.twitter.com/gteKwGy8Tt
— サンリオ (@sanrio_news) February 27, 2014
このコラボではキティーちゃんに口があるのが特徴的です。
(実はこの舌、メイクなんだとか)
これはキティーちゃんが2014年に誕生40周年を迎えたときにコラボした時の画像です。
キティーちゃんはペコちゃんみたいにペロッと舌を出して、ペコちゃんはキティーちゃんにカチューシャをつけています。
これは「なかよしデザイン」というもので、お互いの魅力を取り入れています。
なお、「口のあるキティーちゃん」に関連するグッズを楽天やアマゾンで探してみましたが、
残念ながら現在はこのデザインの商品は見当たりませんでした。
持っている方はとてもレアですね。
↓キャラクターグッズ買取専門店に出すと、超高額で売れるかもしれませんよ!
キティーちゃんの都市伝説⑦:声優の謎
キティーちゃんの声を担当している声優さんが誰かご存知ですか?
キティーちゃんの声優さんは、林原めぐみさんです。
ポケモンのムサシや、名探偵コナンの灰原哀の声優役としておなじみの方ですね。
ただし、林原めぐみさんは、キティーちゃんの声を担当していることを公言していません。
林原めぐみさんの公式サイトでも、声優としての出演履歴にキティーちゃんの名前は載っていません。
ちなみにミミィちゃんの声は富永み~なさんです。
磯野カツオの声を担当されています。
アニメのキティーちゃんは表情豊かであり、口も描かれています。
アニメでは幼稚園生の設定で、ピーマンを残してしまったり、
おままごとしたいがあまりにトイレを我慢して漏らしてしまうエピソードがあったり。
アニメだと子どもっぽい雰囲気になっていますが、これはこれで可愛いですね。