
(進撃の巨人に登場する「無垢の巨人」の正体とは?)
進撃の巨人に登場する「無垢の巨人」の正体とは?
「無垢の巨人=作品序盤から登場する巨人」ですが、これらの正体は一体なんなのか?
ネタバレを含みますが考察してみました。
参考にしてみて下さい。
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【ネタバレ】無垢の巨人の正体とは誰?
無垢の巨人の正体は人間です。
具体的にはユミルフリッツの血を引いたユミルの民が巨人の脊髄液を体内に注入することで巨人化します。
また、序盤でエレン達が戦っていた無垢の巨人達は、
実はパラディ島へ楽園送りにされた同じユミルの民(エルディア人)でした。
また、巨人にされる場所が島の南にあったため、巨人は壁の南側から現れています。
そして、無垢の巨人は基本的には人間を食べるためだけに行動しています。
巨人が人を食べる理由
巨人には消化器官がなく人以外の動物には興味を示さないことから、
その目的は「捕食」ではなく「殺戮」にあると言われています。
しかし、ユミルフリッツの過去回想にてその答えとなるようなシーンが描かれました。
フリッツ王が3人の娘達に巨人の力の継承のため、
3人の母親であるユミルフリッツを食わせたのです。
このことから巨人は、王家の血を引く者の思いのままに動き、
力の継承が途絶えることのないように、
人を食らわなければならないのです。
無垢の巨人の「奇行種」とはなんなのか?
無垢の巨人は大きく2種類に分けられます。
ひとつは目の前の人間をただ捕食する「無知性巨人」と、
ふたつ目は目の前の人間に興味を示さない予測不能な行動を取る「奇行種」です。
無垢の巨人のほとんどが無知性巨人です。
また、奇行種の中には言葉を話すものや突然走り出すものなどがいますが、
奇行種が生まれる明確な原因は明かされませんでした。
しかし、奇行種の予測できない動きにはエレンが関係しているのではないかという考察があります。
無垢の巨人とエレンの関係
最終回でエレンの母を食べたダイナ巨人に衝撃の事実が判明しました。
ダイナ巨人がベルトルトを無視したのは奇行種だからではなく、
実はエレン自身が母親のもとに行くように操っていたのです。
このことから、奇行種のこれまでの謎の行動は、未来のエレンが操っていたという可能性があるということですね。
「喋る(しゃべる)無垢の巨人」の正体
作中で、九つの巨人だけでなく喋る無垢の巨人がいました。
作中ではコニーの母親巨人とイルゼラングナーを食べた巨人です。
この2体の共通点は、巨人化前に一緒にいた人物を見て言葉を発したということです。
まず、コニーの母親巨人はコニーを見ておかえりと発音しました。
また、イルゼラングナーを食べた巨人は実は巨人化前にユミルを崇めていた人々の1人で、ユミルとともに巨人にされています。
あの巨人は、イルゼラングナーの容姿がユミルと似ていたため、ユミルと勘違いしていたのです。
無垢の巨人は普通の人間に戻る?
無垢の巨人が人に戻るには九つの巨人(知性巨人)の所有者の脊髄液を体内に取り込む必要があります。
しかし、最終回でミカサの選択によってすべての巨人の力が消え去ったので、無垢の巨人だったコニーの母親も人間に戻ったそうです。
ただ、パラディ島にいたそのほかの無垢の巨人はハンジ達調査兵団によって掃討されています。
巨人はなぜ「うなじ」を斬られると死ぬ?
巨人の唯一の弱点はうなじです。
これは人の意識がうなじにあるからだと考えます。
九つの巨人の継承者が人間の姿のままうなじにいることができますが、無垢の巨人となった場合は人だったものとなり人間の姿は無くなります。
しかしユミルの話から、無垢の巨人にもぼんやりと元の人間の意識があり、ちょうど脊髄のあたりにその意識があります。
そのため、そこを欠損することで巨人は完全に消滅します。
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