進撃の巨人は、別冊少年マガジンで10年以上の連載を誇る超人気作品ですね。
「巨人が人間を捕食する」というショッキングな内容がメインなだけに、
作品内ではトラウマ確実の残酷で怖いシーンが次々と描かれていきました。
進撃の巨人を見ていて、これほど「怖い」と感じてしまうのは、
「希望が見えたと思ったら、どん底に落とされる」という点にあるのかもしれません。
今回は、進撃の巨人の作中で特に「怖い」と感じるトラウマシーンを振り返っていきましょう。
(なお、進撃の巨人は2021年4月9日発売予定の5月号にて最終回を迎えると発表されました。この記事は最終回が公開される直前のタイミングで作成した記事です)
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進撃の巨人【序盤の怖いシーン】恐怖のはじまりはここから…
まずは作品の序盤から。
序盤の代表的な「怖いシーン」としてあえてピックアップするとしたら、
↓以下の2つが挙げられるでしょう。
- 母親の最後のシーン
- 初陣の仲間たちの最後のシーン
1.エレン母親の捕食シーン
最初にして1番のトラウマシーンともいえるエレンの母・カルラが捕食されるシーンです。
家の下敷きになってしまったカルラを、エレンとミカサが助けようとしていると聞こえてくる重い足音…。
見上げると不気味な笑顔の巨人が近づいて来ます。
馴染みの駐屯兵ハンネスが助けに駆けつけたときに希望が見えたものの、太刀打ちできず…。
子供たちを見送ったあとにつぶやいた、カルラの「行かないで…」の本音が辛かったですね。
エレンはハンネスに抱えられながら、母親が握りつぶされ口に運ばれる姿を見ます。
「パキパキ」っていう音が本当に残酷です。
のちに重要人物だと分かるこの巨人は、読者にインパクトと恐怖を植え付けました。
2.初陣の仲間たちの最後のシーン
みんなで未来を語り合い、「人類の反撃はこれからだ!」と思ったあとにすぐに次々と仲間を失うことになります。
初陣編でもっとも残酷だと感じたのは、ガス欠をおこしてしまった兵士とそれを助けようとした兵士が捕食されたシーンです。
いくら訓練されていても機動力がなければ無力だということが、まざまざと描かれました。
そしてなんといっても戦いがおわったあとの処理作業のシーン。
巨人が消化できずに吐き出した「遺体の塊」は思い出したくありません…。
【仲間の死で怖いシーン】屈強な兵士の死に絶望
進撃の巨人がトラウマになるほどに怖いと感じてしまうのは、
身近な仲間たちがいともあっさりと死んでいくシーンが描かれるのもの重要な要因と言えるでしょう。
(しっかりとキャラクターとして描写される登場人物も、いつ死んでしまうのか…。と思わせるハラハラドキドキ感はたまりません)
「仲間の死」にクローズアップした場合、
↓特に怖いシーンとしては以下の部分が挙げられます。
- リヴァイ班の最後のシーン
- ミケ班の最後のシーン
1.リヴァイ班の最後のシーン
屈強な兵士があっさりと死んでしまうトラウマシーンです。
エルドが噛み千切られるシーンやぺトラが踏みつぶされるシーンは特にグロかったですね。
「ブチッ」て書いてあるのが恐怖を掻きたてます。
リヴァイ班の絆が丁寧に描かれたからこそ、みんなの死が重くのしかかりました。
女型の巨人捕獲作戦が成功したと思ったあとの、残酷な展開は辛かったですね。
さっきまで「漏らした」とか話していたのに…と。
2.ミケ班の最後のシーン
ミケの「やめてぇぇぇ」がトラウマすぎます。
最初に食べられそうになったときに、獣の巨人によっていったん保留にされているのが恐怖を倍増させていますね。
そして「もう動いていいよ」の合図でいっせいに飛びかかってくる巨人たちが怖いです。
頭から食べられているのがもう…言葉にできません。
ナナバさんの死亡シーンも残酷です。
「お父さんごめんなさい、もうしません」はアニメオリジナルシーンですが、より辛い演出になっていますね。
1人に対してたくさんの巨人が群がる恐怖を感じた、ミケ班の死亡シーンでした。
【エンディングも怖い】不安を煽る音楽に戦慄が走る
進撃の巨人はアニメも怖い。
↑これも作品ファンの間でよく言われるポイントですね。
アニメのオープニングや、エンディングで特に怖い描写としては以下のようなものです。
2期のエンディングが恐怖
放送されてすぐに怖いと評判(?)になった2期のエンディングは「神聖かまってちゃん」というバンドが歌う「夕暮れの鳥」という曲です。
まず映像ですが、壁画に描かれたようなタッチの悪魔と少女、逃げ惑う人々など不気味な絵。
これはのちに明らかになる「ユミルの歴史」の伏線が張られたものですが、なにも知らない段階で見たら恐怖でしかないですね。
いえ、知っている段階で見ても怖いです…。
そして曲ですが、明るいのか暗いのか「よく分からない」どっちつかずの曲調が不安をかきたてます。
「不協和音が用いられている」ことも不穏な雰囲気を醸し出している要素の1つです。
怖いエンディングですが、印象に残ることは間違いありません。
4期のオープニングに恐怖
ただいま放送中の4期のオープニングも話題ですね。
こちらの曲も「神聖かまってちゃん」が手掛けています。
まず「僕の戦争」というタイトルですが、なにか怖さを感じませんか?
「僕」とはエレンのことを指しているのか、それとも違う人なのか分かりませんが、教育本にありそうなタイトルが違和感です。
そしてやはり、明るいのか暗いのか「よく分からない」曲調ですね。
「なんか居心地が悪い」という言葉がしっくりきます。
映像で流れる「落ちてくる巨人」や「兵隊たち」はこれから明かされていく伏線なのでしょうか?
色々ひっかかる点が出てくるのは、制作側のねらい通りなのでしょう。
最後まで「進撃の巨人」をトラウマ覚悟で見届けます!
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