- 幼稚園の年中組から途中入園させるのにはどんなリスクがある?
- いじめられたり仲間外れにされたりしない?
- ママ友はちゃんとできる?
- 待機期間中に家庭でやっておくべきことは?
この記事では、お子さんを幼稚園の年中組から途中入園させる予定のパパさん・ママさん向けに、
「入園前のタイミングでやっておくべきこと」をまとめています。
子供が友達ができなくて劣等感を持ったり、
保護者会でママ友がいなくて浮いてしまったり…
といったことは避けたいですよね。
そうならないための対策方法を紹介します。
幼稚園に途中入園させることはデメリットばかりではありません。
何かと不安なことが多いとおもいますが、きちんと準備をしておけば大丈夫です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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幼稚園に年中から入れるパパママへ!年少(3歳児)に入れない1年間でやっておくべきこと
我が家でも年中から幼稚園に通わせたのですが、
年中からの途中入園だと「うちの子、友達の輪の中に入っていけるかな…」ってとても不安ですよね。
実際に幼稚園に入園した後になって、
「あらかじめ準備しておいて、結果としてよかった」
↓と思えたのは、以下のようなことです。
1.お友達や親戚とたくさん遊ばせておいてよかった
幼稚園に年中から入れる場合に一番気になるのは「ちゃんと友達となじめるか」ですよね。
うちの子は人見知りぎみだったので、特に不安でした。
地域の集まりや、親戚どうしの集まりなど、
同年代の子供とふれあう機会というのは意外にたくさんあるものです。
こうした集まりに意識的に子供を連れて行くようにしておくと良いですよ。
お友達や親戚と意識的に遊ばせるようにして、
お友達との接し方やけんかした時の対処法など身につけておくことはとても大切です。
(けんかについては、パパママ側も対処に慣れておくことが大切)
2.公園によく連れて行っておいてよかった
幼稚園に通っていないとつい家ですごす時間が長くなりますね。
「家の中でも走り回ってるしいいか…」とおもいがちですが、
やはり「太陽の下、土の上」で走り回るのと、
部屋の中で走り回るのとでは差があります。
公園で年少組から幼稚園にかよっている同年代の子と会うと、
やはりエネルギーがちがうなあ…と感じることがありました。
(入園後は特に気にならなくなりましたが)
できるだけ時間をみつけて公園につれていく機会を作ると良いですよ。
(同年代の子供とも無理なくふれあうきっかけになります)
最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、子供は遊ぶのが大好きなのでそのうち慣れてくるものです。
幼稚園入園前に外で遊ぶ機会を意識的につくってきたかどうかで、
入園後の慣れ方にも差がつくと感じています。
日光に当たることは発育や精神状態にも良いことなので、ぜひ外で遊ばせてあげてください。
3.食事や最低限の身支度を(できなくても)なるべく自分でやらせるようにしてよかった
幼稚園に通い始めると、食事や最低限の身支度を一人で行う必要があります。
「まわりの子供達は一人でできるのに、自分だけできない…」
我が子がポツンと取り残されてしまうのではないかと不安に思っていました。
こうならないためにも、入園前にはなるべく一人でできるように練習はしておくのが良いですね。
もちろん、今までパパやママがやってくれたことをいきなり自分でできるはずはありません。
あせらずゆっくり練習することから始めてみてください。
「これは自分でやることなんだ」と、意識をむかせることが大切です。
毎日のことなので練習の機会はたくさんあります。
くつしたをはく、歯をみがく…などなど、
ひとつひとつクリアして行くようにしましょう。
幼稚園に年中から入れるメリット
「なにかと不利なことが多い」と思われがちな年中からの途中入園ですが、
実はメリットになることもいくつかありますよ。
↓具体的には以下のようなことがらです。
1.トイレトレーニングなど生活習慣を落ち着いて身につけられた
入園というタイムリミットがあると、どうしても焦ってしまいます。
ついつい厳しい口調になってしまい、子供も自信をなくしてしまいがちです。
そして失敗を繰り返してしまい、まさに悪循環です…。
年中から入園すると決まった時は、
入園時期が1年延びたので、落ち着いてトイレトレーニングをすることができました。
お家を出る直前にトイレをする。
という習慣をつけると、バスで通園予定の子供は特に、安心です。
2.入園前に同級生の様子を知ることができる
我が子に性格が合いそうな子供を見つけたりすると、幼稚園がポジティブな印象になります。
幼稚園を怖がっていた我が子にとっては、
「仲良くできそうなお友達がいる!」
と思わせることによって、幼稚園が楽しそう!という印象を与えることができました。
同級生のママと少しずつ関わっていくと、さらに同級生の様子を知ることができて安心です。
3.平日にお出かけや旅行ができる
人生において、子供と過ごす時間はあっという間に終わってしまいます。
いつしか子供は親よりも、友達と遊ぶほうが楽しくなってしまいます。
そうなる前に、少しでも長く一緒に過ごしたい、子供との思い出が欲しいと思いました。
お出かけや、旅行などは格段に平日の方が空いています。
我が家は入園する前の1年間に混雑を気にせず、沢山の思い出を作ることができました。
計画する上で、他の幼稚園児や、学生の休みに被らないようにリサーチすることが必要です。
注意が必要なのは、運動会シーズンです。
カレンダーでは平日でも、振替休日で休みの日…なんてこともあるからです。
幼稚園に年中から入れるデメリット
年中組からの途中入園で、デメリットになることとしては以下のようなことがあります。
デメリットになってしまうことをあらかじめ知っておいて、
心がまえや対策を考えておくことが大切です。
1.ママ友との交友関係に入りにくい
年少の時にできたママ友のグループは予想通りありました。
やはり1年間幼稚園に通い、様々なイベントを経験したママ友の交友関係に入りにくいと感じました。
なので、あえて初心者というのを丸出しにして、
「分からない事だらけなので、色々教えてください!」
とアドバイスをもらうことで、ママ友との距離を縮めることができました。
あとは、忘れずに元気に挨拶することを心がけました。
2.集団生活になれるのに時間がかかる
うちの子は家で過ごす時間が多かった分、
始めての集団生活には少し苦労していました。
子供からすれば、今までは「子供より大人の人数が多い環境」でしたが、
幼稚園では圧倒的に子供の人数が多いです。
子供だけの人間関係の中では、やはりトラブルが絶えません。
なにかあったらすぐ先生に声をかけるように教えました。
3.楽しいイベントも「次で最後」のことが多い
年中で入園してから、少し後悔したことがあります。
それは、子供にとって楽しいイベントの数々が、
次で最後(来年が最後の年)になってしまうことです。
我が子が楽しそうにイベントを終えて帰って来た時に、
「もし年少で通わせていれば、もう2回体験できたのに…。」
と少し切ない気持ちになってしまいます。
だからといって、時は戻せないので、なるべく写真をたくさん撮ったり、親も子供も全力で楽しむように心がけています。
幼稚園には何歳から通わせるべき?入園時期の判断基準
地域によって違いますが、基本的には年少から入園させる家庭が多いですよね。
しかし、幼稚園に入園するタイミングというのは人それぞれ違うものです。
「何歳から幼稚園を通わせるべきなのか(入園時期)については、
↓以下の3つを判断基準にするのが一般的ですよ。
- 早生まれなど子供の発育状況
- 家庭の経済状況
- ママ(パパ)の復職の予定時期
家庭の経済状況については、私立幼稚園の場合は補助制度もあります(地域によります)
主に入園金の補助、保育料の補助がある地域も多いですから、経済的に不安な方は活用しましょう。
現在お住いの自治体のホームページをチェックしてみてから、何歳から幼稚園に通わせるか判断することをおすすめします。