麻雀で役なしとは、テンパイしているけど手役が何もできていない状態のことを言います(形式テンパイとも言います)
麻雀のルールでは手の中に最低1ハンの手役がないとアガることができません。
(※ドラは手役ではないので注意)
なので、役なしテンパイではたとえ和了牌をツモろうがロン牌が出ようがアガることはできないわけですね。
「じゃあ役なしテンパイなんて意味ないじゃん」と思ってしまうかもしれませんが、ちょっと待って下さい!
実は状況によっては役なしも立派な戦術になるということをご紹介しますね。
役なしテンパイで点棒ゲット!
流局時にテンパイしていると、ノーテンの人からノーテン罰符をもらうことができます。
(1人テンパイで3,000点、2人テンパイで1,500点ずつ、3人テンパイで1,000点ずつ)
これは役なしの形式テンパイでもOKです。
まれに形式テンパイを認めないルールもありますが。
たった1,000点や1,500点ですが、特に接戦のオーラスではこのわずかな点数がとても重要になってきます。
例えば2着と僅差のTOP目、オーラス終盤1シャンテンで鳴ける牌が出たら、役なしだろうと何だろうと鳴いてテンパイを取って問題ありません。
逆に鳴かずに見送った結果、テンパイ逃しで流局、2着の人がテンパイしていてノーテン罰符で逆転終了というのが最悪パターンなワケですね。
多少カッコ悪くても、貪欲にTOPを狙う姿勢を忘れないようにしましょう!