麻雀初心者の方にあるあるのお悩みが「役が多くて覚えられない…」というものですよね。
もちろん、最初は無理に全部覚えなくても問題ありません。
翻数も無理に覚えないで良いです。
「難しい手の方が高い翻数だろう」と考えておけば大丈夫ですからね。
ですが、対戦相手が上級者になるにつれて、役を知らないことはだんだんとネックになってきます。
(勝ちにくくなってくる)
この記事では、麻雀の役をどうやって覚えていいかわからないと感じている初心者の方向けに、覚え方のコツをお教えします。
麻雀は基本の形を覚えれば、残りは応用でいけるゲームです。
まずは基本となる形から覚えていきましょう。
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麻雀役の「基本の形」
麻雀では「面子」を4つと「頭」1つで完成形(アガリ)になります。
この面子について、
- 順子(同じ種類の連番1・2・3…)
- 刻子(同じ牌3枚の)
に分けて考えると分かりやすいです。
順子系の役・刻子系の役、と順番に覚えていくといいですよ。
1.「順子」系の役
これは大富豪で言う階段、ポーカーで言うストレートフラッシュを作るイメージです。
一気通貫二翻・鳴き一翻
1~9でストレートフラッシュを作ります。
「順子」が3面子で1~3、4~6、7~9で構成されています。
イメージ湧きましたでしょうか?
一盃口一翻鳴き無効
「順子」の2面子で、大富豪で言う階段を同じ種類・同じ数字で2面子作ると出来ます。
例えば萬子1~3、萬子1~3の様に同じ種類で2面子作る事です。
二盃口三翻鳴き無効
一盃口を2つ作ると成立します。
三色同順二翻鳴き一翻
「順子」3面子で、大富豪で言う階段を全3種の萬子・索子・筒子で同じ数字を使って作ると成立します。
平和一翻鳴き無効
「順子」を4つと「頭」1つで作るのですが、両面待ち状態の場合に上がる必要があります。
ここまで紹介したものが「順子」を使った役です。思ったより少なく感じませんか。
これらが組み合わさるとややこしくなりますが、1つ1つ見ると単純な物です。
2.「刻子」系の役
これは大富豪、ポーカーで言うスリーカードを作るイメージです。
同じ牌を3枚揃える事なので、分かりやすいですね。
役に使うものは、何があるのでしょうか。
ポイントは、鳴いた状態か否かです。
三暗刻二翻鳴き無効
鳴かずに「刻子」を3つ作る事で成立します。スリーカードを3つ作るとこの役です。
ちなみに三暗刻が出来ている状態で、4つ目の「刻子」を積もると四暗刻で役満になります。
対々和二翻鳴き二翻
「刻子」が4つで上がる形で成立します。
三暗刻が出来ていて、ロンで上がった場合三暗刻対々和で四翻になります。
これが「刻子」形の役です。
ここまで紹介した「順子」系と「刻子」系で役の基礎は、覚えられました。
最後によく使う役、決まった形が無いものを見ていきましょう。
決まった形が無いもの
上がり方や使う牌に左右される物です。
立直一翻鳴き無効
鳴かずに聴牌を宣言する事で役が成立します。
役が分からなかったら、鳴かずに聴牌で立直すればとりあえず上がる事が出来ます。
ツモ一翻鳴き無効
鳴かずに自分のツモで上がった場合に成立します。
鳴かずに進めて行けば、とりあえず上がる事が出来ます。
役が無くてチョンボになる事はありません。
タンヤオ一翻鳴き有効(ルールによっては無効)
数字の2~8の牌だけを使用して上がった場合に付きます。
困ったらこれを狙うのもありです。他の役と複合しやすいです。
役牌各一翻鳴き有効
場風・自風、白、葵、中を「刻子」で揃える。
これも簡単で分かりやすい役です。
場風は、東場なら東、南場なら南になります。
自風は、親なら東。南家なら南となっています。
清一色六翻鳴き五翻
1種類の色のみで手が作られている場合に付きます。
分かりやすい反面、中々揃わずに苦労する事が多いです。
混一色三翻鳴き二翻
1種類の色と字牌のみで手が作られている場合に付きます。
清一色よりは、難易度が下がります。
七対子二翻
同じ牌を2牌ずつ7種類集める役です。ニコニコとも言います。
少し特殊ですが、覚えやすいと思います。
基本の役覚えられたでしょうか。これを覚えておけば麻雀打てます。
後は、麻雀をやりながら随時覚えていきましょう。
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