
(まつざか先生の彼氏はテロで死亡?)
クレヨンしんちゃんの人気キャラクターまつざか先生ですが、
まつざか先生には、徳郎さんという彼氏がいました。
アニメにも一時期登場していたため、名前を知っている人もいるのではないでしょうか。
しかしこの徳郎さん、なんと原作のマンガではすでに亡くなっているのです。
クレヨンしんちゃんには似つかわしくないショッキングな事実。
どのようにこの結末をむかえたのか、この記事では詳しく説明します。
また、マンガ版とは違うストーリーとなっているアニメ版の展開についても、あわせて見ていきますよ。
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まつざか先生と徳郎さんの出会いについて
徳郎さんが初登場となるのは、原作コミックス20巻です。
まつざか先生が骨折してしまったことがきっかけで、接骨院の先生であった徳郎さんと出会います。
2人は互いに惹かれ合い、恋人同士に。
ここからまつざか先生と徳郎さんの波乱万丈の人生が始まるのです。
まつざか先生の恋の行方は?
ここからは、まつざか先生と徳郎さんの仲がどのように進展していったのか、
そして徳郎さんが亡くなってしまうまでのストーリーについて、順に解説していきます。
徳郎さんが化石発掘チームとして南米へ
接骨医として働いていた徳郎さんですが、彼には別の夢がありました。
それはなんと、恐竜の化石を発掘すること。
まさかの「骨」つながりですが、徳郎さんの意思はとてもかたく、まつざか先生に夢を打ち明けたあと、南米へと飛び立ってしまいます。
その模様はコミックス24巻に収録されています。
次はアフリカへと旅立つ徳郎さん。そしてテロで亡くなる…
離れ離れになっても恋人関係を維持してきた2人ですが、ついにその時が。
化石を見つけるために世界を飛び回る徳郎さんは、コミックス47巻でアフリカを訪れます。
そしてそのアフリカで、「爆弾テロ」によって命を落とすのです…。
日本でそのニュースを聞いたまつざか先生は、当然大きなショックを受けます。
ショックから立ち直るまつざか先生
引き続きコミックス47巻での出来事です。
心がボロボロになっていたまつざか先生は、ある日チンピラとけんかをしてしまうのですが、そのチンピラを見事に倒します。
すると、そのけんかを偶然見ていたボクシングジムの関係者がまつざか先生に声をかけ、なんとまつざか先生はボクシングを始めることになります。
打ち込めるものを見つけたかに思えたまつざか先生ですが、その思いは「ボクシングをすればボロボロに死ねるかな」というものでした。
まつざか先生は、ボクシングの試合で殴られることによって、そのまま徳郎さんの後を追おうとしていたのです。
試合の当日、もはや生きる気力のないまつざか先生でしたが、試合会場に突然しんのすけが現れます。
その手には、徳郎さんが生前に書いた手紙を持っていました。
手紙には「先生の仕事を続けてほしい」などと書かれており、まつざか先生はこれからも生き続けること、先生を続けることを決意します。
マンガとは違う最後?アニメでの結末をご紹介
アニメではマンガとは違い、徳郎さんが亡くなることはありません。
第331話「まつざか先生の恋の決着だゾ」で放送されたその内容は、徳郎さんが仕事のためにチリに行ってしまうというもの。
アニメでは、チリに行ってしまった回が徳郎さんの最後の出番となっています。
徳郎さんが亡くなったというシーンはありませんが、そこから登場シーンが描かれることもなくなってしまいました。
結果的にマンガ・アニメどちらにおいても、徳郎さんを見ることはなくなってしまったのです。