麻雀初心者を卒業するためには「惰性(だせい)で麻雀を打たないこと」が大事です。
例えばボディビルダーが筋力トレーニングをするときに、
・何も考えずにトレーニングをした場合
・鍛えたい部分を意識してトレーニングをした場合
↑この2つでは筋肉の付き方にものすごい差が出ます。
麻雀もこれと同じで、どれだけ半荘を打とうが麻雀の本を読み漁ろうが、
何となく惰性でダラダラ麻雀を打っている限りその経験は身に付かないのです。
(つまり、何の練習にもなりません)
ただ何となくアガって振り込んで、何となく勝った負けた…をくりかえしていてもダメだということですね。
それでは、麻雀初心者が意識的に練習をするためには、何をどうしたらいいでしょうか。
麻雀初心者がいち早く上達するための近道として、
以下では、麻雀初心者におすすめの練習方法を2つご紹介します。
強くなりたい人はぜひ実践してみてください。
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麻雀初心者の練習方法1:配牌から最終形をイメージしましょう
「配牌を見て最終形をイメージする」ことは雀力アップに欠かせない練習方法の一つです。
麻雀初心者と上級者の違いは何か?と考えると、圧倒的に手牌への「想像力」が違うと言えます。
全く同じ配牌でも、初心者は「悪い配牌だな」と考えるだけなのに対し、上級者は「配牌はあんまり良くないから七対子、字牌・役牌が重なれば鳴いてホンイツ、あとは国士無双?」と想像力を働かせて色々な最終形をイメージします。
初心者の方は配牌を見て、「ドラは何でどんな手役が狙えるか?」をまずは意識してみましょう。
麻雀初心者の練習方法2:手順を考えて一打一打をていねいに打つ
もう一つ雀力アップの練習方法として、「手順を意識して打つ」ことをおすすめします。
配牌は運の要素のみですが、「ツモってきて何を切るか(手順)」にこそ実力差がハッキリと出てきます。
実戦だと配牌でイメージした最終形を目指して手を進めていくわけですが、思いもかけないツモで進路変更することも少なくありません。
結局この先どうなるかは後のツモ次第なのですが、初心者の方にアドバイスするならば「後悔しない方を選びましょう」ということです。
なぜなら麻雀はアガったから良い、振り込んだから悪い、というものではありません。
例えアガれなくても役満1シャンテンや倍満テンパイなどには、しっかりとした意志と手順を追った「形」が残ります。
この明確な意思と手順で「形」を追うことが、麻雀初心者を卒業するのに大事な「惰性で麻雀を打たないこと」につながっていくわけです。
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