- 幼稚園の入園願書に志望動機を書かないといけないけど、何を書いたらいいのかさっぱり…。
- 他の人が書いている例文を見てみたい。
- 希望の幼稚園に確実に合格したい…!
この記事では、幼稚園願書の志望動機の書き方を例文付きで紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
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幼稚園願書の志望動機に書く内容
↓幼稚園願書の志望動機には、以下の3つのことを書くようにしましょう。
- なぜこの幼稚園に子供を入れたいと考えたのかを書く(なぜ他の幼稚園ではダメなのか)
- 幼稚園の教育方針が、家庭での考え方と一致していることを書く
- 親、子供の両方が「この幼稚園に入園したい」という気持ちを持っていることを書く
↑シンプルに説明するとこうなりますが、
これだけだとなかなかイメージがわきませんよね。
参考までに、以下では幼稚園の志望動機を例文つきで紹介します。
入園願書や教育方針の書き方などについても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
幼稚園の志望動機の例文をケース別に紹介!
上で紹介したポイントにしたがって、幼稚園志望動機の例文を紹介します。
状況別・幼稚園の特徴別に紹介しますので、参考にしてみてください。
基本編(ごく原則的な応募状況を想定した例文)
先日は体験保育に参加させていただき、ありがとうございました。
優しく熱心に指導する先生方の姿と、楽しそうな園児達の姿が非常に印象に残っております。
貴園の「〜」という教育方針を忠実に実践されていることにとても感銘を受けました。
息子(娘)も建物内の落ち着いた雰囲気にとてもリラックスしている様子でした。
息子(娘)が熱心な先生方の元で楽しく学び、健やかに成長して欲しいと願い、貴園を志望いたしました。
何卒よろしくお願いいたします。
すでにお世話になっている兄弟姉妹がいる場合の志望動機例文
上の息子(娘)がこちらにお世話になっており、行事やお迎えの際などによく下の子も連れていきました。
いつも下の子にも優しく接してくださる先生方の温かさと、のびのびとした教育方針に惹かれ、貴園を志望いたしました。
↓※幼稚園側への希望・要望がある場合の書き方についてはこちらの記事をご覧ください。
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幼稚園願書の「園に対する希望・要望」に書くべき内容は?(例文あり)
幼稚園の願書には「園に対する希望があれば書いてください」という項目が必ずありますよね。教育方針やトイレトレーニング、早生まれやセキュリティ面での配慮など、気になることはたくさんあります。この記事では、幼稚園に対する希望の書き方を例文つきで紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
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プレ幼稚園に参加できなかった場合の志望動機例文
プレ幼稚園には残念ながら参加することができなかったのですが、説明会や園庭解放などの際に先生方が熱心に指導されているのを拝見いたしました。
先生方は「〜」という園の教育方針を忠実に実践されており、園児達も伸び伸びと楽しそうにしている姿を見て、とても良い印象を持ちました。
ぜひ貴園への入園を志望いたします。何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。
英語教育に力を入れている幼稚園の場合の志望動機例文
私自身、子供には小さな頃から英語に触れさせたいと以前から考えており、英会話の時間があるというのが決め手となりました。
英語を幼少期から習得させるためには、幼稚園内での教育に加えて、家庭内でも英語に触れる機会を積極的に持たせることが大切だと考えています。
先生方のご指導に従いながら私どもも努力していく所存です。
どうぞよろしくお願いいたします。
音楽教育に力を入れている幼稚園の場合の志望動機例文
小さい頃から音楽を聞かせることは、子供の情操教育にも良いと聞いています。
我が家では感情豊かで思いやりのある子供に育てることを大切にしたいと考えています。
貴園では音楽講師による週一回の音楽指導もあると知り、ぜひ小さいうちに本格的な音楽に触れさせたいと思い入園を希望しました。
どうぞよろしくお願いいたします。
宗教教育に力を入れている幼稚園の場合の志望動機例文
カトリック幼稚園独自の家庭的な雰囲気や、子供たち一人ひとりの個性を大切にする教育方針に大変感銘を受けました。
私どもの家庭でもカトリック教育を実践しておりますので、ぜひ我が子を入園させたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
より印象的な志望動機にするためのポイント
「ぜひ我が子をこの幼稚園に入れたい!」
↑志望動機には、この気持ちがストレートに幼稚園側に伝わることがもっとも重要です。
そこで、実際に志望動機を書くときには、
以下のようなことを意識しながら文章に表現してみてください。
- 実際に幼稚園を訪問してみて、どこが良いと感じたかを具体的に伝える
- 体験保育に参加したときの感想やエピソードを入れる
- こういうところが家庭の教育方針と幼稚園の教育方針が一致している、と書く
- 親や兄弟の出身幼稚園である場合はそのことを強調する
- 子供自身が入園を希望していると伝える
以下、それぞれのポイントについてくわしく見ていきましょう。
実際に幼稚園を訪問してみて、どこが良いと感じたかを具体的に伝える
↓より具体的にいうと、以下のようなことを書いてください。
- 幼稚園の先生が、子供にどのように接していることに好感を持ったのか
- 幼稚園の設備や雰囲気について、どのような所に魅力を感じたのか
- いっしょに訪問した子供がどういうリアクションをしていたか
体験保育に参加したときの感想やエピソードを入れる
体験保育に参加したことがある場合は、その時の子供のリアクションを書きましょう。
自宅に帰った後に、「こういうところが楽しかった」など、どんな風に親子で話していたかなどの感想も書いておくと良いですね。
より保育園側に熱意が伝わりやすくなります。
こういうところが家庭の教育方針と幼稚園の教育方針が一致している、と書く
幼稚園の願書には、必ず家庭での教育方針について書く欄があります。
しかし教育方針とは言っても、特に難しい言葉で書く必要はありません。
逆に難しい言葉で書いてしまうと、面接の際に質問されてうまく答えられない、などという事態になることも考えられるので注意してくださいね。
例えば「たくさん外で体を動かしてのびのびと遊んで欲しいので、できるだけ公園に行ったり散歩したりしています。
また、規則正しい生活リズムが身につくように、時計の見方を教えて時間の大切さを教えています」などというように、具体的に書くと良いですよ。
親や兄弟の出身幼稚園である場合はそのことを強調する
小さい子供を持つ親御さんの中には、自分の出身園にぜひ子供を入園させたいという方もいらっしゃるでしょう。
その場合、自分の幼稚園での思い出や、現在受けている影響などを志望動機に盛り込むとよいですよ。
ただし、カリキュラムなどは以前と変わっていることもあるので、必ず事前にチェックしておきましょう。
子供自身が入園を希望していると伝える
親御さんの意向も大切ですが、幼稚園を志望する際に一番大切にしなければならないのは、やはり子供自身の気持ちですよね。
ですから志望動機には「子供自身も体験保育以来すっかり貴園が気に入り、入園できることを大変楽しみにしております」というように書くと良いでしょう。
幼稚園の入園願書の書き方について
幼稚園の入園願書には、志望動機や子供の性格、家庭環境など多くの情報を記入する必要があります。
願書の内容によって合否が決まるとは言いきれませんが、できるだけ丁寧で好印象を持たれるように書くようおすすめします。
入園願書には、どうしてこの幼稚園を選んだのかという志望動機をしっりと明記しましょう。
また幼稚園の教育方針についても触れ、どんな部分が自分の家庭の考え方と一致し、またどんな保育方法に共感を覚えたのかなどについてもなるべく具体的に記入した方がよいですよ。
さらに、入園を希望しているのは親だけではなく、子供にも意欲があることをアピールすることも大切です。
願書は必ずコピーを取る
幼稚園の願書を受け取ったら、まずは必ずコピーを取りましょう。
幼稚園に提出する願書は黒のボールペンか万年筆を使用しますが、
間違えても修正ペンは使用できないので注意が必要です。
まず一度下書きをして、書きたい内容をきちんと整理してから清書するようにしてください。
また、保育園に対してどういう願書を出したのか?が後からわかるように、
清書が完了した後、提出前にもコピーをとっておきましょう。
まとめ
今回は幼稚園の志望動機についてどのように書けばよいのか、ついて解説しました。
幼稚園の志望動機は、「なぜこの幼稚園に入りたいのか」「どんな教育方針が家庭での考え方と一致したのか」をできるだけ明確に書くのがポイントです。
他の幼稚園ではなく、この幼稚園に入園したい!という熱意を、幼稚園側にはっきり伝えるようにしましょう。